Qiita:Teamとesa.ioを使ってみた感想

はじめに

今の会社ではQiita:Teamを使っている。
一番古いのを見たら1年以上前の投稿があったので、けっこう使ってますね。
で、使っているうちにいろいろ気になるところが出てきた。

なので、今お手伝いしている会社にesa.io使ってみません?と言ったら使ってくれることになった。 使ったのは大体5ヶ月くらい。

両方ガッツリ使ったので、誰かのために書いておこうと思う。

情報をどうやって分類するか

Qiita:Teamではストック型ツールにもかかわらず情報が流れちゃうっていうのにすごくストレスが溜まっていた。
投稿した時に分類がされないから、どんどんいろいろな情報が流れていってしまう(日報とか書いてたときはエライことになってしまってた)。

まあ、気をつけてタグ付けしていったらいいんだろうけど、タグ付け自体エンジニア以外の人にとってはハードルが高い。

esa.ioは/で区切ってね。と教えるだけで階層分けしてもらえた。
このアイデアは素晴らしいと思う。

記事が書きやすいか

僕もエンジニアなのでそんなに気にならなかったんだけど、どうやらQiita:TeamのUIは記事を書きにくいらしい。
個人の資質とか企業文化とかももちろんあるんだろうけど、投稿してる人の属性がかなり違う。

Qiita:Teamに記事を投稿するのは9割がたエンジニアばかりなんだけど、esa.ioはそれが6割くらいになっている。
UIについてはそんなに詳しくないからなんとも言えないんだけど、データ的にはそんな感じで、esa.ioは非エンジニアにとってはすごく書きやすいみたい。

他の人がどういったことに興味があるか

Qiita:Teamの前のバージョンではその記事を誰がストックしているかが見れていたんだけど、なぜか見れなくなってしまった。
その記事に誰が興味あるかって結構大事だと思う。

esa.ioではwatchっていうのがストックに当たるんだけど、これは誰でも見れる。
XXXさんがこの案件に関わっているのにwatchしてなかったら、watchしといてねと言えば暗黙知もなくなると思う。

まとめ

エンジニアがほとんどの会社だったらQiita:Teamでいいんじゃないかな。
もともとQiitaから派生したものなので、使い心地は似ているし。
ただ、その分ストック型ツールとしては非エンジニアが使いにくい部分も多い。

@bash0C7さんも言ってたけど、エンジニア以外の職種の人にも書いてほしいならesa.ioのほうがいいと思う。

あと、Qiita:TeamはちょっとずつUIとかも変わったりしていってるんだけど、どこが変わったのかをユーザーに教えてくれないのはすごくもったいないなーと思ってしまう(先日大幅に変わった時くらい?)。

リリースノートとかもそうだけど、esa.ioはユーザーとの距離感をいちばん大事にしている会社だと思う。
不具合修正の対応とか見ててもOSSみたい。
サービス運営のあり方として見習いたいところです。


追記

ちなみにesa.ioExcelもアップできちゃう。Qiita:Teamもそのうちできるようになるのかな。